Primus96 ヴェイパライジングチューブの製作

K-C

2010年02月15日 23:46

ここのところ書き込めなかったのですが、作業はいろいろしておりました。
その中のひとつを紹介しましょう。

ケロシンストーブでは小型ストーブのPrimus96、Radius No,20は好きなストーブなのでここのところ幾つか購入しておりました。 
96タイプのヴェイパライザーは古い年式のものは大概ノズルの穴が大きくなっており赤火で燃焼するものが多いものです。
先端を板金で修理することも可能ですが、ノズル式にして交換できるようにするのも面白いかと思い作ってみました。

ニップルは一般的なケロシンノズルを使おうかと思いましたが見た目のバランスも悪いし、ネジ穴が小さいく、あのサイズのタップもないのでパス、残るはホエーブス625のEノズルとペトロマックスの350CPか500CPのノズルサイズが適当かと検討を付けました。 ネジ穴の加工はペトロタイプの方はタップの手持ちがあったので安易にこれに決定。(笑
パーツの各部を採寸し、切削、ねじ切りと順調に作業を重ね、バーナーバスケットのテーパーを上手く削ってほぼ完成。
ただペトロのノズルの手持ちが250CP用しかなく、仕方なく350用のニードルでボーリング・・・ 何とか貫通し穴径は0.2ミリといったところか。
後はチューブとナット部分をロウ付けし、ノズルがバーナーバスケットと干渉する部分だけを削りやっと完成!

メッシュスクリーンはステンレスメッシュをセット、 組み付け、燃料注入、プレヒート・・・

点火成功! リークもなし!ノズルサイズもばっちりである。
とろ火から全開までブルーフレーム!!

テスト燃焼させながらお湯を沸かしてコーヒータイム、、、

依頼分の注文があるのが頭の片隅をよぎったが、こうした息抜きも必要だ! (爆

それにしても良いものが出来たもんだ!








番外編:Primus70
MinimumetteをSVEA123RではなくPrimus70で作ってくれと我侭を言うので仕方なくフィラーキャップにポンプバルブを組み込み、96のポンプをアウトポンプにしてみました。 
Primus70 Minimumetteの詳細は完成時にアップしますね。








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